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聖霊のバプテスマの恵み(14)千代美智子

 

福岡町キリスト伝道所
千代美智子

信じる者に生きて働く神のみ言葉

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。

(使徒行伝 1章8節)

信じる者に生きて働く神のみ言葉

 「僕は、洗礼は受けなくても聖霊のバプテスマはぜひ受けたい!」――入院中の病室でひたすら聖書を読み続けていた夫が、私に語った言葉であった。「聖霊のバプテスマ?」・・・聞いたことがない。私は子供の頃日曜学校に通っていて、イエス様のお話をいつも聞いていた。TCCを卒業した姉からも、姉から導かれてクリスチャンになった母からも一度も聞いたことのない言葉。

 「聖霊のバプテスマってなぁに?」素朴な質問を投げかけると、夫が聖書を開き、使徒の働き1章5節、続けて2章の1節から読み始め、聖霊のバプテスマはどのように素晴らしいものなのかを興奮しながら教えてくれた。その時、私たちはまだ教会に行ってはおらず、私は聖書をほとんど自分では読んでいない状態であった。

 しかしそれからすぐに私たちは礼拝に出席し、祈祷会にも出席するようになった。礼拝ではいつもマクレン宣教師から聖霊のバプテスマの必要を深く教えられた。そして、教会ではいつも聖霊様を求めるように勧められ、私自身も、「イエス様を証しするため、伝道する力が必要です!」と聖霊様を熱心に求め続けた。

 救われて2か月の時、まだ受洗前の1988年2月10日に北陸宣教師館で小さな集会が開かれ、大引巻代師が使徒2:1~4の御言葉を語り、「ではこの通りにお祈りしましょう!」とお勧め下さり、私は赤ちゃんを抱いたまま跪いて祈り始めた。力強い聖霊様の臨在の中で、心の奥底から感謝と喜びが沸き上がり、抑えきれずに立ち上がり、異言を語り始めた。集会終了後も異言は止まらず、自宅に帰ってからも一晩中続いた。それから2か月後のイースター(4/3)に日本海で受洗の恵みに与った。

 それからの信仰生活は、恵みと共に試練が度々訪れたが、弱い私を聖霊なる神様がいつも助け導き続けてくださっている。自分の力では、困難な時に乗り越えることはできなかったと思うが、共にいてくださる聖霊様の導きと助けのゆえに、今日も信仰の道を歩み続けることができるのだと心から感謝が溢れる。なんと素晴らしい聖霊様の恵みであろうか!

 使徒1:8「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」ハレルヤ!

この証は、書籍『聖霊のバプテスマの恵み』との連動企画です。
書籍はAG福音出版でお買い求めいただけます。

※教会名は、掲載時点のものです。

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