MENU

聖霊のバプテスマの恵み(24)中山雄

 

本渡基督教会
中山雄

共におられるしるし

それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。

(ヨハネ 14章17節 口語訳)

共におられるしるし

 私は牧師家庭に生まれ、幼い時から聖書の話を聞いて育ったため、私にとって神様がいるのは当たり前のことでした。そのため、自然に神様の存在を受け入れ、イエス様を信じて洗礼を受けました。しかし、私が本当の意味で神様を知ったのは、19歳の時でした。

 小学生の時に洗礼を受けてから、私は他の信徒の方と同じように、聖霊のバプテスマを求めて祈り始めました。しかし、弟や妹が受霊していくのに、私は中々その体験をすることができませんでした。その後、高校を卒業して大学受験に落ち、浪人することを選んだ私は、その年のペンテコステの日に教会で行われた聖霊待望会に参加しました。

 当時は受験勉強や進路のことで思い悩むことが多く、飢え渇いており、これまで以上に聖霊のバプテスマを求めて祈りました。神様はそのような私の祈りに応えてくださり、9年間求め続けてきた聖霊のバプテスマが与えられたのです。聖霊に満たされて異言で祈った時に、神様は本当におられること、しかも自分と共におられ、溢れるばかりの愛で私のことを愛してくださっていることがわかりました。それはこれまで何度も聞いてきたことであり、頭では理解していたことでしたが、この時に初めてそれが本当のことなのだと知ったのです。

 その後、大学は諦めて専門学校に入ることになったり、会社を辞めて神学校に進むことになったりと、自分の思いや計画とは異なる道に導かれ、今は天草の地で牧師をしています。自分の考えていた通りにはいかなかった人生ですが、不安や不満はありません。なぜなら、聖霊を通して、神様がいつも私と共にいてくださっていることがわかるからです。苦しい時や辛い時には、聖霊が共にいてうめきをもってとりなしてくださり、イエス様が天でとりなしてくださり、父なる神様が答えてくださいます。そして、それを体験することができるのが聖霊のバプテスマであり、求める者にイエス様が約束されたしるしなのです。私はこれからも神様が共にいてくださることを確信し、聖霊に満たされて、主のために仕えていきたいと思います。

  それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。
  ヨハネによる福音書 14章17節(口語訳)

この証は、書籍『聖霊のバプテスマの恵み』との連動企画です。
書籍はAG福音出版でお買い求めいただけます。

※教会名は、掲載時点のものです。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

お友だちへのシェアにご利用ください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

感想・コメントはこちらに♪

コメントする