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 健全な教会形成のために  Acts 2 Journey      

健全な教会形成のために
Acts 2 Journey   

(背景写真)2024年の十條基督教会でのリトリートの様子

 今から20年近く前、教会成長研修所(現アジアンアクセス・ジャパン)で2年間の学びを費やした後、教会のビジョンを作成したことがあります。それは自分にはよく理解できており、週報には毎週記載され、教会総会の度に必ず読んで確認されました。でも自分と教会の兄弟姉妹の皆さんとは熱量が異なり、十分浸透しているとは言えず、伝えられていないもどかしさを感じたものです。

 ところがこのA2Jでは、牧師とビジョンチームと呼ばれる兄弟姉妹が一緒になって自分の教会について考え、現状を自分はどう思っているのか、人はどう感じているのか、この教会は何を大事にしているのか、大事にしたいのか、どういう教会を目指しているのかを時間をかけて明確にしていくので、チームで理解しながら同じ方向に進んでいく力強さを感じさせられました。

 また、はじめに教会のライフステージを見極めたり、強みや弱点を探りながら、今の教会の位置や状態を知るのですが、どの位置にあってもより高みを目指す為に聖霊の力によって変革することの重要性を教えられました。

 とても心に残っているのは、この先、20年後、30年後の教会を考えるようにと教えられたことです。年配の方は、その時にはもう自分は召されていない、それは次の世代の人が考えれば良いと思いがちですが、今の教会があるのは、20年、30年前の人たちの祈りと働きがあったからこそであると言われ、自分が地上を去った後のことも考える夢や希望、使命を与えられました。

 第一回目の課題には、一週ごと、一つのテーマをもとに、いくつか挙げられた聖句を読んで祈る「13週間の祈り」があります。これはチームのメンバーが同じみ言葉を与えられて祈り、分かち合うことで霊的な備えになりました。

 健全な教会とはどのような教会なのかも教えられ、具体的に何が自分の教会に必要なのかも気づくことができました。

さらに、

  • どのように世の人々と関わり、福音を伝えるのか。どうしたら教会に来会するようになるのか。(出て行く・伝道) 
  • 来会した人にどのように関わったら教会に続けて来られるようになるのか。(つながる・交わり)
  • 信じた人が霊的に成長し、キリストの弟子になっていくにはどうしたら良いか。(成長する・弟子化)
  • どのように賜物を発見し、それによるミニストリーができるか。(仕える・奉仕)
  • どのように神と繋がるか。(礼拝)

これらのことを、神との繋がり、兄弟姉妹との繋がり、地域との繫がりを考えつつ、宣教の大命令と愛の大命令を念頭に入れながら、具体的な計画を立てて、実行していきます。

 成功した教会例を学ぶのではなく、自分の教会がどのような大きさや歴史、信仰の成長であっても、それに合った変革をすることができるということもこれまでの学びと異なるものでした。

共に学んでいる教会の証を聞くことができるのもとても大きな励ましになりましたし、ビジョンチームの学びの前日には牧師と配偶者の学びがあり、非常に丁寧に学ばせて戴けました。リーダーシップやリーダーの在り方に対しても深く教えられました。

何より安心だったのは、聖書が土台であることと聖霊の導きを大切にしているところでした。

 もちろん大変なこともあります。年に4回ですが、土曜日の10-17時まで、牧師とビジョンチームはリトリートがありますし、牧師と配偶者のセッションがその前日金曜日の10-17時まで行われます。次のリトリートまで行う課題もありました。それでもA2Jを行うことで、教会に新しい風が吹き込み、教会の将来に繋がる、かけがえのない良い影響が与えられたことを感謝しています。

「参加した兄姉の感想」
2025年度の参加教会@名古屋神召キリスト教会
スクリーンにはオンライン参加者も
  • 13週の祈りで整えられ導かれました。
  • 5つの機能を確認出来て、メンバーの見ている今の教会がはっきり浮かび上がり、変化の方向性を掴め、また他教会の方々の発表だけでなく、教会間でのresponseを聞けたことは、このA2Jの取り組が、全体で一つの教会という連携を感じました。
  • 教会の問題点(今の位置や未来に対する準備)が明確になったことで、これから何をすべきか分かった。個人的に自分のやること、立ち位置が分かった。
  • 教会のこれからについて、とても具体的に考える様になりました。問題点を発見しても、問題があると悩んで停滞するより、改善策を考える様になりました。
  • 聖霊さまの働かれるのを感じながら、私達も一致を頂き、意識、行動に具体的に繋がり、感謝です。
  • 教会内でのビジョンの共有ができた。
  • 自分の教会の将来についてチームで考え取り組めたことはよかった。教会の強みと弱みが明確にわかり、計画を練るのに役立った。
  • シニア中心の教会ではなく、若者が来たくなる教会を意識し、祈り始めたら、礼拝に若者が来るようになり、早速A2Jの実践が始まっています。意識改革と若者のために祈ることが始まると、神様はすぐ答えてくださることが分かりました。ですので受け入れる私たちが、更に整えられ、受け入れ態勢をしっかりして行くことが今後の課題と分かりました。

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