AGバイブルアカデミー・ジャパンは、
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団が
Global University(GU)のテキストを用いて、
信徒教育のために体系的な学びを提供する、
信徒教育プログラムです。
これだ!
まだ見ぬ風景を見ることを可能にしてくれるのは!
これだ!
まだ見ぬ風景を見ることを可能にしてくれるのは!

チュア めぐみ
新居浜福音キリスト教会
(ライトハウス)
53周年を迎える新居浜で
四国山脈の美しい山並みと広い空、そして四季折々に応じて変わる田んぼの色が絶妙な風景を生み出す愛媛県新居浜市からこんにちは。

この新居浜福音キリスト教会は2025年5月で53周年を迎えました。創立して2年目に誕生した私はこの風景を見ながらのびのびと育ち、それから大学、神学院、マレーシアでの2年間の結婚生活、札幌での4年間の宣教師生活を経て新居浜に2007年に戻って来て両親と共に牧会生活。その10年後の2017年8月にマレーシアに2年間戻り、またこの新居浜の地で仕えさせていただいています。
このバイブルアカデミーが紹介された2023年に私は「これだ!」と思わされて、教会の何人かに声をかけて申し込み、もうすぐ2年が経とうとしています。
小さな積み重ねが大きな結果を
神に似せられた人間の学習能力の可能性のすごさ、日々の小さな積み重ねがいかに大切か、また正しい教材を選ぶことの大切さを痛感させられるようになったのは、今まで約20年にわたり2人の娘をホームスクールした経緯があるからだと思います。
自分には教える能力はないし、教会の仕事にも時間を割きたかったのでビデオを観ながら学ぶことができる教材を娘たちに選びました。また大学に行ける学習能力は授けてあげたいと、教材が送られてくる学校から単位を取得し、そのおかげで適度に自分と娘たちにプレッシャーを与えながらホームスクールを進めてきました。


まだ5歳の子どもたちが、毎日15-20分くらいで終わるいくつかの教科をコツコツと積み重ねて学び続けます。1年後には読むこと、書くこと、計算、長い聖句の暗記ができるようになり、数年後にはものすごい成長を遂げる、ということを目の当たりにしました。そしてそれは自分の娘が優秀だからではなく、ビデオの中の同じ教室にいる約20人の子どもたちみんなができるようになるという驚きの光景を見た時に、神に似せられて造られている人間の可能性のすごさを思わされたのです。
大人になって記憶力が低下してしまっている私でさえも、毎日少しずつでも学べば数年後にはすごい結果になる。教会に与えられている人々も、こんなふうに少しずつでも学び続けるならば、どんなにすごいことになるのだろう、と思わされていた矢先に、このバイブルアカデミーの案内がありました。

献身して聖書学校に入学することは、みんなができることではありません。しかしこのバイブルアカデミーは若者からお年寄りまで、クリスチャンになったばかりの人から長年信仰生活をしている人まで誰でもが取り組めます。

次のレベルへ進むには何かを変えなければ
生まれた時以来、新居浜教会を断片的に見てきた私は、今までと同じやり方ではだめだと思わされています。
- 日曜日のメッセージを聞くだけでは、信徒さんがお客さん状態で留まり、成長を助けることができません。
- 平日の聖書の学びやセルには都合でどうしても一緒に集まれない人がいます。
- 集まれてもグループの中では、なかなか込み入った個人的な話ができません。
- 個人的に話してもテキストがないと偏った学びになり、私の個人的意見だと誤解される可能性があります。
バイブルアカデミーと同時期に、アッセンブリー教団の教会形成の学びActs2Journeyの取り組みを始めたことも大きな助けとなりました。この学びで教会が次のレベルに進んでいくためには信徒が消費者的な者から弟子へ、そして仕えるリーダー、やがては生み出すリーダーとなるように意図的な弟子訓練が必要だと学び、バイブルアカデミーがそれを可能にしてくれると確信し期待しています。


やがて礼拝の拠点となることを願って。
なんとかして一人でも多くの人を次のレベルへと
新居浜教会では、いろんな形でバイブルアカデミーに取り組んでいます。
- 個人でビデオを観て数冊すでに学び終えている2人のうち一人が、「聖書や信仰の全体像が見えるようになった。」と言われてうれしく思っています。この2人は、半年に一度ほど礼拝で証メッセージの奉仕をしています。
- CBCの通信科に入ってみたいという方に、手始めにバイブルアカデミーをと進めて数冊学びご自分の適性を確認されています。
- 平日のセルの集まりで、ビデオを観ずに一緒に数ページ読んで、良いディスカッションを持って学んでいます。(月2回程度)
- 私と1対1の対面で一緒にビデオを10分くらい見て、個人的な信仰生活について話す弟子訓練のような時を持つ人が数人います。(月2回程度)
- ライン電話で一緒にテキストを数ページ読み、そこから教えられたことを話す弟子訓練的な時間をもつ人もいます。(月2回程度)
- テキストを買っただけで全然進んでいない人も何人かいます(これから④か⑤の方法で進めていくことを願っています)。
- ポルトガル語のテキストを購入した方とも個人的な学びをする計画です。


増えてきた外国人も一緒に前進するために
実は私には最近もう一つの悩みがあります。ここ数年間で外国人の信徒さんが増えてきた、ということです。時には礼拝の半数は外国人、しかも英語を話さない人々ばかりです。今までも数か国語に原稿をなるべく翻訳して手渡してきましたが、礼拝でのメッセージをどうしたら良いかアドバイスをください、と2025年のMM33カンファレンスでの「世界宣教」分科会で質問しました。分科会後、日本でバイブルアカデミーの働きに従事されておられるウィリアムス先生がこのテキストは各言語が同じページに同じ内容が記載されるように翻訳されており、外国人も日本語を聞きながら自分の言語でテキストを読め、同時に日本語も勉強できることを教えて下さったのです。


このことを聞いた時に私は新たな可能性を思い描くことができるようになり、このバイブルアカデミーを駆使してこれからの牧会に取り組んでいくときに以下の事を期待しています。
- 外国人がもっと増えるであろう教会での牧会が可能になる。
- 万人祭司として信徒リーダーが教会で他の信徒を教えることができるようになる。
- 牧師が信徒をバランスよい内容で弟子訓練することができる。
- 兼牧に備えて信徒を備えることができる。
どこにお金を用いるか?
恐らくバイブルアカデミーを始めようか悩んでいる教会にとってネックとなるのは費用の問題だと思います。
一冊のテキストが約1000円、一年間の学生登録費が1000円、またビデオ使用料が教会にかかってきます。ゆっくりペースの学びだとテキストを1年に1冊か2冊必要になるだけで信徒さんの費用は1年間に2-3千円です。私は御国のために財を用いることを教えていきたいです。人集めのためにイベントに多額のお金と労力、時間を用いることよりも教会として牧師として何を優先していくか? それは大宣教命令にあるように「教え、弟子とする」ことだと思われています。


個人的な証でまだ具体的にはっきりとは言えませんが、娘たちのホームスクールにはお金がかかりましたがその何倍もの祝福が与えられるかもしれない、という状況の中に今私達家族はいます。これは予想していなかったことですが、主が喜ばれることにお金を正しく用いる時に主は必ず必要を満たし想定をはるかに上回る道を開いてくださるのだと改めて思わされ、恐れずにお金を主のために用いることを学んでいます。
大宣教命令に応えて「行く」だけでなく「教え、弟子とする」ことに力を!
新居浜教会の53年の反省をもとに次のステージに行くためには、今こそ「教え、弟子とする」ことに力を入れる教会に変えられる必要を感じています。バイブルアカデミーを用いた弟子訓練によって信徒さんたちが聖徒として整えられるならば、自然に誰かの元へと証人として「行く」ようになり、信徒さんを生み出し、やがて教会を生み出すようになって行くと信じます。この美しい四国山脈の青空の下で、まだ見たことのない新しい風景を主が見させて下さることを期待しつつ!


みんなでまだ見たことのない風景を!
受講された信徒の証し
浅田由紀子さんの声(個人でのビデオ学習とセルで複数人との学習)
「個人で学ぶ、教会で複数人で学ぶ、二人で学ぶなどいろいろな学び方ができるところが良いです。テーマがあり、一つ一つ丁寧に説明されているので、理解が深まります。」

保田セツさんの声(個人でのビデオ学習)
「最近ずっと休んでいて4冊目途中で止まっていますが、ステップ1を進めています。広く、浅く知るべき内容が網羅されているので、クリスチャンでない方に説明する時の大きな助けになると思います。クリスチャンになったばかりの方から働き人になる方まで、基礎が築けるので良い学びだと思います。」

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