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聖霊のバプテスマの恵み(38)岡山志伸

 

あすみが丘福音キリスト教会
岡山志伸

もっと聖霊に委ねなさい

すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。

(使徒の働き2章4節)

聖書 新改訳 ©2003 新日本聖書刊行会

もっと聖霊に委ねなさい

 東京で会社勤めをして10年近く経った頃、私はイエス・キリストへの興味を持ったことから新中野キリスト教会に導かれ、当時の牧師である村上知子師の伝道により半年ほどで洗礼を受けました。教会生活は充実したものでした。

 ある日、祈祷会に参加してみると、村上先生と数人の兄弟姉妹が講壇の前に座して不思議な言葉で熱心に祈り始めました。私は驚いてその中に浸っていましたが、祈祷会後、私の様子を察した一人の姉妹が聖書の使徒2:4の「すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。」から「異言」について教えてくれました。その時から私は「聖書に書かれているのなら、私も聖霊のバプテスマを受け異言で祈りたい!」と思い、胸躍らせ聖霊のバプテスマに関する本を読んだり、祈祷会も毎回出席して切に求めました。しかし受霊することなく過ごしていたある時、「自分の力で聖霊を受け取ろうとするのではなく、もっと聖霊に委ねなさい」という教えに、私はどこか自力で聖霊のバプテスマをもぎ取ろうとしていたと気づき、聖霊ご自身に自らを委ねる思いになりました。

 洗礼から約1年半後の1993年5月、全国聖会が開催されました。私はいつもとは違う平安と期待の心で参加しました。そして、聖会の祝福の中で講師のメッセージに耳を傾けていたその最中、私の内側は満たされて異言が溢れてきました。静かな受霊体験でした。聖会後、村上先生から「コルネリ子さんね」と言われ、教会の皆さんと受霊の喜びを分かち合ったことは良い思い出です。

 聖霊のバプテスマを受けて歩むうちに様々な聖霊体験にも与りました。早天祈祷会での神様からの語りかけや、夜寝ていると突然口から異言が出てきて神様から「〇〇さんのため祈りなさい」と語られ祈ったこともありました。また家で胃腸炎のような激痛に襲われ、多くのとりなし者を願って祈りつつ寝ていたところ、お腹の上にぬくもりが留まり痛みが癒されるという体験もしました。

 聖霊のバプテスマは私の信仰生活を豊かにし、神様への信頼を深めていきました。さらなる聖霊の臨在とそのご支配を求めて、神のみわざに期待を寄せていきたいと思います。

受洗時の証し 村上師と共に
聖霊について教え導かれた書

この証は、書籍『聖霊のバプテスマの恵み』との連動企画です。
書籍はAG福音出版でお買い求めいただけます。

※教会名は、掲載時点のものです。

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