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聖霊のバプテスマの恵み(42)武石喜光

 

つくば栄光キリスト教会
武石喜光

霊の世界の入口

そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。

(ヨハネの福音書20章22節)

聖書 新改訳 ©2003 新日本聖書刊行会

霊の世界の入口

 母教会の祈祷会では多くの兄弟姉妹たちが異言で熱心に祈っていましたが、私にとって異言というものが特別に感じたことも求めたこともありませんでした。しかし献身の召命を受け神学校に入学する際に、私には必要であることがわかりました。ヨハネの福音書20章22節に「そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。聖霊を受けなさい。」と書かれていたので、イエス・キリストが言われているのだから素直に「聖霊を下さい」と普通に小さな声を出して祈りますと、舌がもつれ不思議な声が出たので自分でも受霊したと思いました。当時、教会の青年たちは月1度の祈り会をしていて牧師先生も祈り会で私が異言で祈っていたことを聞いていたとのことでした(本人だけわかっていなかった!ようです)。

 その後、教会献身を経て伝道者としての歩みが始まりましたが、正直、聖霊のバプテスマの恵みの素晴らしさについてあまり考えたことはありませんでした。友人である牧師が異言について“霊の世界の入口です”と言われたことを今でも鮮明に覚えています。その時から異言の祈りを通して神様は働かれると信じ、言葉の羅列だけでなく意識して時間をかけ集中して祈り続けています。聖霊のバプテスマは神様の栄光のためであり、神様の思いを知るために必要な近道であることに気づきました。

 聖霊のバプテスマのしるしである異言の祈りを通してしるしと不思議があらわれ、理性が信仰へ変えられること、イエス・キリストに喜ばれる人へ変えられていくことを真剣に求めるようになり、体験しました。「福音」を人々に伝えたい、神様が喜ばれることは何か、自分の弱さは何か、罪について、悔い改める喜び、神様にいかに愛されているかについて深く知るきっかけとなり、神様からの平安を実感しています。さらに教会のビジョンが与えられたことによって礼拝を通して主の臨在と平安を求めること、キリストの体なる教会は宣教的であるべきこと、仕えることを主が望んでおられることを知りました。御霊の思いですから必ず実を結ぶと信じています。

 私の聖霊のバプテスマの恵みの証しは、主が共におられることの確信と魂の救いに対する(宣教)情熱が与えられたこと、主に喜ばれる者へ変えられる喜びです。

受霊前(社会人)
受霊後(神学生/四国派遣にて)

この証は、書籍『聖霊のバプテスマの恵み』との連動企画です。
書籍はAG福音出版でお買い求めいただけます。

※教会名は、掲載時点のものです。

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