聖霊のバプテスマと宣教の力
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。
(使徒行伝 1章8節)
24歳の時、私は福音系の神学校入学に備えていました。当時一つの疑問がありました。それは伝道の重荷があるのですが、なぜか何か足りないのではないかと思っていました。使徒1章8節にあるように、「今日の教会にはそのような宣教の力がないのだろうか?」との疑問でした。
ある日、『聖霊体験への道』(チャドウィック著)という一冊の本に出会いました。内容は、聖霊のバプテスマは歴史の中で継承されてきており、今日も求める者は受けることが出来ると証しの事例もあり、この本をきっかけに聖霊のバプテスマを求め始めました。
クリスチャンの友人の紹介で、大阪中央福音教会で待望の聖霊のバプテスマを受けました。神様との関係がより親しく感じられ、聖書を読むと以前よりもよく理解できました。しかし聖霊のバプテスマを受けたことは、当時の所属教会では認められず、私は大きな選択を迫られました。聖霊のバプテスマは聖書の真理であることは、もはや疑う余地がありませんでした。信仰を共に歩んだ兄姉達との別離の苦しみがありましたが、聖霊が導かれる新しい道を選びました。
その後、大阪中央福音教会の鹿島外雄牧師のもとに受け入れていただき、全国聖会に行くようにと勧められました。聖会二日目の朝、弓山喜代馬先生のメッセージで多くの献身者が立ち上がる中、「今、この道を開いたなら、どうする?」と細い御声を聞き、「あなたが開かれるなら、私は従うだけです。」と応答し、CBCへの道が開かれました。
卒業3年目に大阪中央福音教会派遣、月一度の南紀への出張伝道を引き継ぎました。中高生に聖霊が注がれ、一気に伝道が進みました。聖霊のバプテスマの宣教の力のすばらしさを体験しました。
※教会名は、掲載時点のものです。
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