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聖霊のバプテスマの恵み(36)髙木謙次

 

天塚キリスト教会
髙木謙次

パウロのように

同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。

(ローマ人への手紙8章26節)

聖書 新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会

パウロのように

 2005年は人生が大きく変わった年です。5月クリスチャンの友人の婚約式を通して八王子基督教会に導かれました。自分の罪深さと共に、十字架の愛に触れ、半年後には洗礼を受けるに至ったのです。

 私は聖書の登場人物であるパウロが大好きです。迫害者サウロに突然主が臨み、天からの光を受け、主の語りかけを受ける。地に倒れるほどの衝撃、三日間何も見えず、飲食すらできない衝撃的な出来事と共に、聖霊に満たされて、彼は献身者へとつくりかえられていきます。罪深い私の人生とパウロの人生が重なり、彼のようにイエス様の愛を伝えるものになりたいと思っていました。さらには「私に聖霊が臨むならばパウロのように与えてください」と祈り続けていました。

 するとどうでしょうか? 自分が思ったようには与えられません。主の深い愛にいつも感動し、悔い改め、涙をして礼拝に出ていましたが、雷が落ちたような衝撃も来ないではありませんか!? 同時に失望望にも似た感情が起こってきました。求めても与えられない、、、悔い改めが足りないのでは、、、とも思うようにもなっていきました。

 しかし、そんなある日のこと、洗礼式の前の秋頃だったでしょう。自宅で湯船につかっている時に、聖霊に満たされ、異言を語り出したのです。自分のタイミングではなく、自分の思う時ではなく、自分が一番リラックスしている時に与えられたのです。それは「こうしなければならない」という律法的な思いから、恵みによって救われ、御霊によって導かれることを経験しなさい、と語られているようでした。

 その後は事あるごとに聖霊の満たしを求めて祈るようになりました。特に試練や葛藤があるときには「私の代わりに、私と共に、聖霊なる神様が祈ってくださっている」という思いが与えられ、大きな励ましを受けて。これからも満たされ続け、御霊に導かれて歩むものでありたいと願います。

  ローマ8:26 「同じように御霊も、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、何をどう祈ったらよいか分からないのですが、御霊ご自身が、ことばにならないうめきをもって、とりなしてくださるのです。

この証は、書籍『聖霊のバプテスマの恵み』との連動企画です。
書籍はAG福音出版でお買い求めいただけます。

※教会名は、掲載時点のものです。

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