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ライフ|「健やかに」~健康法③

宣教師としての健康~身体編~

ダイダヤウ ニ アポディオス!(イロカノ語:主を褒めたたえます!) 
私はここで記事を書くほど、あまり健康について医学的に学んだ訳でもなく知識が多くある訳でもありません。しかし、これまで大きな病気、ケガもなく神様によって健康が与えられていることを心から感謝し、ここでは私の経験している事を皆さんに話したいと思います。

 私がフィリピンで学び始め異国での生活が始まり、宣教の働きに移行し現在に至るまで、早くも4年ほどたちます。異国の地での生活で一番気にするところは、常に健康である事、です。身体の健康が保てなければ、働きに集中する事は難しいし、何より医療に関する技術が不十分である事が病気になった時に一番大変な部分だからです。

 私が、日本ではなく異国の地で生活するうえで、また宣教師として身体の健康を保つために続けて行っている事をいくつか紹介させてください。

 まず、私の健康を保つ為に行っているモットーのようなモノは、

よく食べ、よく寝て、よく笑う事です。

1. 食べる事

 私たち誰もが生きていく上で大切にしている事の1つは食べる事だと思います。体を形成する上でとても大切で、私たちが何を食べるかによって、体の状態が良くなったり悪くなったりします。私の場合、何を食べた方が体に良いかと栄養を細かく考えているわけではありませんが、宣教地において出された物は、なんでも美味しくいただくようにしている事、またフィリピン現地は肉をよく食べる為、自分での食事は、なるべく野菜やヨーグルトなどの乳製品を多く採るように心がけています。

 そして働きの中で、家々の訪問や教会での奉仕・交わりなどでは、必ず「メリアンダ」と言って、おやつタイムがあり、これはメインの食事では?と思うほど、重めのスナック、食べ物が出されます。交わりも多く、食べて 食べて、コーヒー…と何回も食べる時があります。イエス様が人々と交わりを持つとき、必ず一緒に食事をしていた場面が多く新約聖書には記されていますね。教会でも食べる交わりを大切にしていると思いますが、フィリピン現地でも、交わりをしながら一緒に食べる、という事はとても大切な文化の1つであるため、食べる事を拒否する、という選択権はありません。「食べる事」も働きの大きな1つです。私は、その度にもちろん一緒に食べますが、自分の体とお腹と相談しながら、調整して食べるようにしています。

 そしてもう1つ、これはもうかれこれ始めてから数年が経ちますが、これまで毎日欠かさず続けている事があります。朝目覚めて、歯を磨き、顔を洗って、一番始めに口にするものは、「白湯」です。マグカップ1杯の白湯を毎朝必ず、「1日に食べる物が良く消化されるように」、とイメージしながら飲んでいます。その為か、便通はいつも好調で便秘とは無縁の生活を送る事が出来ています。また私がいるフィリピン現地では「バラコ」という現地の美味しいコーヒーがあって、どこに行っても必ず出される飲み物の1つで、現地の人は、水を飲むようにバラコを飲んでいます。ただ現地の人は、砂糖をとにかく入れる!恐ろしいほど…ブルブル(*皿*;私も甘いコーヒーが好きなので、バンバン入れたい所ですが、太る事と糖尿病を気にして、微糖、またブラックでバラコを飲むように心掛けています。それ以外で何かを飲むとしたら、水または温かい水を飲むようにしています。

 また、私も年齢を重ねていく内に、身体の衰えを感じているわけですが、体内の必要な要素が作られにくくなっている事は、実際に体験している事でもあります。毎日必要な栄養素を考えて食べる事はとても難しい事もあるので、数年前から、いくつかサプリメントに頼っています。私の場合は、ビタミン(B、C、E)、鉄を毎晩、寝る前に摂っています。

2. 眠る事    

  私は、体の健康を維持する上で「眠る事」、これもまた大切な1つだと考えています。睡眠不足になると、体の調子が悪くなるのは誰もが知っている事です。頭痛や吐き気、食欲不振、気持ちの浮き沈み、イライラしやすくなったり、集中力低下と多くの事が体に出てきます。もちろん、その時々のスケジュールや働きの準備などで充分に寝る時間が確保できない事もあります。しかし私自身、出来るだけ、1日の睡眠時間は7、8時間を目安に取るようにしています。寝ている途中に目覚めてしまう事もありますが、深呼吸をしてまた眠りにつきます。

  私は、充分に寝る時間が取れない時、短い時間でいかに良く寝る事が出来るのかも考えています。眠る環境を整える事も質の良い睡眠をとる方法だと思っています。フィリピン現地の建物や家は、日本のように基本的にある物が、すべてしっかり整っている訳ではなく、不便に感じる事も多くありますが、その中でいかに色々工夫しながら、快適に過ごすのか、という知恵も必要になってきます。私は拠点教会の一画に住んでいますが、教会は建物の地下にある為、すごく寒い環境です。暖房器具はないため、眠る時には、何枚かブランケットを重ね、また自分自身も厚着をして、すごく寒い、また暑い、という状態を作らないようにして眠ります。それでも室内温度の調整は難しいので、今も色々試しその日その日の状態を見ながら挑戦しています。

 また「眠る事」には身体の体力が必要です。年齢を重ね体力が衰えてくると、眠る時間が短くなった、という方もいると思います。私もその内の1人です。7、8時間寝るぞ!と寝始めてもすぐに目が覚めてしまう事が多くあります。その為、なるべく1日の内に体を動かす事を意識したり、また眠る前には必ず、祈りながらストレッチを行っています。1週間の内に時間が取れる時には、友人と一緒にバレーボールをしたりと運動を取り入れるようにもしています。

 私は、良く眠る事ができるように、眠る前に必ず祈っている事があります。眠っている時、私たちは一番無防備な状態だと思うので、「すべての攻撃から守られるように」という事です。私はよく夢を見ます。良い夢、怖い夢、変な夢、不思議な夢…。その夢の内容もよく覚えています。それは子どもの頃からです。その為、私は子どもの頃から「怖い夢、変な夢を見る事がないように」と祈る事が習慣になっています。それに加えて、現在は、災害、人災、また悪霊の攻撃から守られるように、と祈ります。また私の寝ている部屋には、デカいゴキブリ、クモ、ネズミ、コウモリ、見たことのない虫が出てきます。泣( ;∀;)これまでも、夜中に目覚め、彼らと戦った事が何度もあります。そういう妨げもないように、と必ずそれを祈って眠るようにしています。私にとって、これは「眠る事」において欠かせない重要な1つとなっています。

3.笑う事

 「笑う事」、これは健康を保つ上で悪い事は一つもないのでは、と思います。前回記事を書いてくれた中山満先生も「医学的に証明されている」という事をおっしゃっていました。私も少しネットで調べると、笑う事による良い効果がたくさん出てきました。精神的な部分だけではなく、笑う事によって、体が活性化する良いホルモンが多く出てきて、血行促進、筋力アップ、そして脳にも良い刺激があり記憶力が上がる、という事などなど。

  私は、「笑う事」が、医者が勧めるほどまでに、良い事だとは思っていませんでした。精神的にポジティブになれるモノだ、という意識しかなく、私の中では、ただおもしろい事が好きで、自分の笑いのツボが浅く、「笑う事」が自然に自分の生活スタイルの一部になっていた、だけでした。でもそれが、私の現在保たれている健康の大切な1つなんだ、と思います。

 私は働きの中で、なかなか「笑う事」が少ないな、と思った時、聖書的ではないと思いますが、YouTubeで日本のお笑いを検索し、それを見て声を出して笑うようにしています。意識して声を出して笑う事、これが重要なのかな、と思っています。

 ここまで私がこれまで経験してきた事、そこから学んだ事を書きましたが、最終的に私が健康の土台としている事は、神様に祈り求めている事です。「日々の健康が与えられ、あらゆる病から守られるように」と祈りつつ、自分が出来る事を行っています。私が今与えられている健康はすべて神様からきているモノだと確信しています。

 箴言3:5-8「3:5 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。3:6 あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。3:7 自分を知恵のある者と思うな。主を恐れて、悪から離れよ。3:8 それはあなたのからだを健康にし、あなたの骨に元気をつける。」(新改訳第3版)

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