一つになって《東松島開拓 東松島アメイジング・グレイスセンター》：月刊アッセンブリーNEWS連動

　主の御名を賛美いたします。東松島アメイジンググレイスセンターの横山と申します。

　２０１１年の東日本大震災の支援活動によって設立された、宮城県東松島市の「東松島アメイジンググレイスセンター」（以下センター）は、教団の開拓伝道所となり５年目を迎えています。全国諸教会からの多くのお祈りと支援活動、愛の捧げものによって支えられてきました。皆様に心から感謝御礼申し上げます。

　震災直後からの４年間は被災したコンビニ店舗で、炊き出しと支援活動と伝道活動を行ってきましたが、２０１６年にセンターを献堂してからは、より宣教活動に力を入れて、センターを開放しての祭りや復興支援コンサートなど行なって参りました。伝道を開始して３年目には初めて受洗者が数名与えられましたが、それ以降は礼拝に魂が集っていても受洗者の起こされない日々が続き、さらにコロナ禍もあり、定期的に礼拝へ集われていた方々の足が、次第に遠のいてしまうこともありました。『主よ、まだセンターにお見えになられていない、新しい魂をお送りください。また、集われている方々の心に語りかけて洗礼を受ける思いを与えてください。』

　私たちスタッフの祈りに、主はこたえてくださいました。主は働かれて、ある求道者の方が自分から礼拝へ集われる機会が増えていきました。そして、ある方は病を通してスタッフの寄り添うことが多くなり、祈り・交わりを通して神様とその方との関係が強くなり信仰を深めることになりました。そうして、長い間求道者として集われていた方々が次々と信仰決心に至り、受洗へ導かれていきました。また、別の教会で求道中に離れていた方が、センターでのコンサートをきっかけとして礼拝に集うようになり、信仰決心され受洗まで導かれました。さらも新たに主を求めるご夫妻も、礼拝に集われ信仰決心をされ、受洗に備えています。神は確かに祈りを聞いてくださり、１２年という年月をかけて、東松島の魂を信仰者としてつくり備えておられることを知ることができました。

『主に感謝せよ、主は恵みふかく、 そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。 もろもろの神の神に感謝せよ、 そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
　（詩篇１３６篇１、２節・口語訳）』　

　主の絶えることがないいつくしみが、今後も東松島にあるようにお祈りください。