メイクとお証をもって
西宮アガペー教会 教会員
Hair&Make up Artist
HANNA
主の御名を崇め賛美します。
私は兵庫県を拠点に活動していますメイクアップアーティストのHANNAです。
2018年からアッセンブリーオブゴット教団の教会やミッションスクールなどでメイクイベントの講師としての働きをさせていただいています。
「メイク」と「教会」と聞くとどんなことをするのかな?と思われる方も多いかと思います。
一般的なメイク講座をするのではなく、具体的にそれぞれの教会イベントの目的に合わせ、お証をしっかり盛り込んだ内容にカスタマイズし、参加者を教会に繋がるための入り口として用いていただいています。
クリスチャン人口が1%に満たない日本では、どうしてもクリスチャンへの固いイメージが根強くあるのではないでしょうか。
また、日本のノンクリスチャンの方々はキリスト教があまり身近でないため、教会に興味はあっても、一歩足を踏み入れるにはとても勇気が要ることなのだと思います。
けれども「メイク講座」となると、特に女性の方にとってはとても身近に感じ、興味がある分野になるため、いきなり礼拝に参加することは抵抗があっても、メイク講座ならちょっと教会に行ってみようかな?とハードルが下がるのではないでしょうか?
メイク講座ではメイクについてだけではなく私がメイクの仕事を通して受けた神の恵みについてお話させて頂いています。
大学2回生の時から学業と並行して始めたメイクのお仕事ですが、それはそれは平凡な道ではありませんでした。
第一挫折
将来を見据えて、当時大学を通して応募することのできた留学支援制度を使ってメイク留学を志し、受け入れ先も決まり、担当の先生からも確率的に絶対に合格できると太鼓判を押されていましたが、最終面接で落選し断念せざるを得ませんでした。
第二挫折
また、大学卒業後はブライダルが盛んなハワイにヘアメイクとして就職の道が開かれていましたが、当時アメリカの大統領が変わるタイミングと重なったことで、ハワイで働くのに必要なビザの発行ができなくなり、その道も閉ざされてしまいました。
大学卒業後の進路の不安と絶望感であふれている中、神様に祈り続けました。
”聖日礼拝が守れる職場”
このことを掲げ、ただひたすら祈る中で
20歳の時にメイクの仕事をするきっかけを作ってくださった美容師さんの独立が決まり、自分のサロンでメイクアップアーティストとして働いて欲しいとスカウトされることになったのです。
そして、私がクリスチャンであることや、教会での礼拝を大切にしていることを知っておられたので、日曜日を休みにしてくださったのです。
第三挫折
2018年に更なるステップアップを目指し、独立することになりました。
独立が決まった直後に次々と大きな仕事が決まり、神様が導いてくださっている、これから上手くいくんだと確信していました。
けれども独立して数ヶ月経たないうちに、皆さんもたくさん苦労されたと思いますが、コロナウイルスが日本でも流行し、全ての仕事がキャンセルになってしまいました。
先が見えなくなり不安の中にいましたが祈るうちに新しい道が与えられました。
メイクの中で一番得意だった”眉毛”を整えるワックスという技術を学ぶことになり、学び始めたと同時に、素晴らしいテナントが与えられ、自身のサロン兼アトリエを持つことになりました。
少しずつお客さんも与えられ、現在、兵庫県芦屋市において3年目を迎えています。
自営業のため、講師のお仕事もウェディングのお仕事も調整することができ、また日曜日は定休日とし 教会でCS教師やワーシップリーダーの働きをすることができています。
大きく3つの失望がありましたが、その時その時に神様の助けがあり 絶望や苦しみの後に必ず神様の憐れみや希望、より良い道が備えられていました。
”苦しみに会ったことは、 私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。”
詩篇 119篇71節
こんな試練や苦しみがどうして私に降りかかったのか?
その最中にいる時には、神様、どうしてですか??
聖日礼拝も、祈祷会も守り、祈って奉仕もし、信仰生活を送ってきたのに、
どうしてこんな苦しみを与えるのですか? 神様は私を愛してないのですか?と嘆いていました。
けれども時間が経ち一つ一つの問題が解決されたり、より良い道が備えられていたことから教えられたことは
神様は私を愛していないから、そのような苦しみを与えたのではないということです。
むしろ、愛しているからこそ、もっと成長するために、試練や訓練を与えてくださり、脱出の道やより良い道を備えてくださるのだと知りました。
また、そのような経験があったからこそ次に壁にぶつかった時も試練の中で希望を持ち神様に期待することができるのです。
そして私にとって試練に会ったことで一番良かったことは”人生の中での証”が与えられたことです。
また、試練に会った経験は、いつか試練の中にある人を慰めるために用いられると思います。
”神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。
こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。”
第二コリント1:4
私が語る時、
試練の只中にある方が1人でも励まされ、希望を持てるようにといつも心から願っています。
これからもメイクとお証を通してクリスチャンの方々が励まされ、またノンクリスチャンの方々が神様に近づけるよう用いて頂けるなら幸いです。
主に栄光をお返しします。
HANNA
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