導入に至るまで
私たちの教会では、2023年にキャンパス登録を行いました。プロジェクトチーム(AGバイブルアカデミー事務室の前身)に加わった当初から、今までにない「費用の発生するプログラム」に戸惑いつつ、具体的な全体像や「学ぶ内容の難易度」を見てから導入を考えようと思いました。教会をキャンパスとして、「複数人で分かち合う」クラスという用い方は興味がありました。

プロジェクトチームの一員として動画の校正チェックをしていると、思っていたよりも内容が分かりやすく、応用問題は少しクセがあるかなという印象でした。また、先にキャンパスとしてスタートされている教会の証しを聞くたびに、早く始められたら良いな、どのように導入できるだろうかと考えていました。

導入のためには、費用に関することがハードルの一つでした。恵太師に相談すると『本当に始めたいなら、スタート時期を決める前に予算立てをすれば、年初に限らず、始めたい時にスタートできる』と言われ、翌年の予算に組み込むことにしました。
教会の様々な状況を考慮して、全体で行うのではなく、何度か礼拝でPRしプロモーション動画を見てもらい、興味を持たれた方が個人で始める方法となりました。当初はArkシステムが少し複雑だったため、教会を会場に平日に都合を合わせてスタートしました。
明確な理解と深い交わり

ひとりの方は、大人になってから救われた方で基礎を学びたいと『あなたのあたらしいいのち』を受講されました。十数年前に洗礼を受けた時、「これから教会生活を送る中で、いろいろなことが分かってくるだろう」と思い、過ごされていました。初めは「難しそうに感じるから、私にできるだろうか」と心配されていましたが、学びを進めていくうちに良い導きがありました。

教会生活についてぼんやりしていた部分が明確にされ、すでに実践していたことには、励ましが与えられ、『クリスチャンの救いの喜び』に目を向ける時となりました。また、これまで問題無く気づかなかった事柄に触れ、改めて『クリスチャンとは』を考える時とされたようです。

応用問題を解く中で、救われる前と現在の自分では、性格や考え方に変化があったことや、家族のことなども話され、普段の交わりでは、なかなか分かち合うことができない深い部分も伺う、交わりの時間となりました。
個人的にじっくりと

一人の方はろう者なので、テキストが少し難しいかもしれないと思いました。それは、ろう者の知らない言葉や表現があった時、その意味をすぐに受け取れない場面があるからです。『学びを始めたい』と言われた時には、手話が得意ではない私が、テキストの内容を正しく伝えることができるだろうかと迷いました。しかし、恵太師が手話通訳をしてくれることになり、動画を流す時には音声を手話通訳してもらっています。(現在では、AGバイブルアカデミー事務室から、字幕入りの動画が準備できるまでは、YouTubeの字幕機能を活用できるとの案内がありました。)
この方は、信仰歴が長く、聖書の基礎知識も持っておられたので、レッスン数が多い『あなたの聖書』も終了され、「難しかったけれど、新しいことが学べた」と喜んでおられました。現在は、日頃から熱心に取り組まれている伝道の働きのために、『個人伝道』を学ばれています。

教会の礼拝など、多人数で一斉に行う場面では、手の行き届きにくいろう者のケアですが、個人的に行うことで、応用問題なども丁寧に説明することができました。

受講の様子を見ていると、応用問題の文章(英語を日本語に訳した特有の言い回し、設問の言葉や選択肢の言葉)の意味を受け取りにくいことが分かりました。もちろん個人差はありますが…、一問ずつ問題の意図を説明し、「何が問われ、何を答えとして求められているのか」を伝えてじっくり取り組むようにしています。
時期やタイミングに合わせて
現在は『AGバイブルアカデミー』を個別対応で取り組んでいますが、個別だからこそ得られる恵みがあることを証しでき感謝します。教会の働きの中では、「時期やタイミング」によってできることがあります。多人数での学びの可能性も諦めずに、これからも地道に進めていきたいと思っています。



ぜひAGバイブルアカデミーを用いてください!
最後に『AGバイブルアカデミー事務室』の案内をさせていただきます。
年に数回、『ニュースレター』を発行しています。テキストは少しずつ発刊されていますので、どのような学びが備えられているのか、ぜひチェックしていただきと思います。テキストごとに特徴がありますので、それぞれのニーズに合うものを選んでいただけます。また、『オンラインお試し体験会』も不定期で開催しています。こちらも内容や使用方法を知ることができます。「どんな感じだろう」と思われた方は、一度体験会に参加してみてください。

この学びは、初心者向けだけではなく、信仰歴の長い方にも改めて気づきが与えられるものです。私自身も『あなたのあたらしいいのち』を見る中で、洗礼前講座以来の『救いの喜び』について、『クリスチャンの使命』について目を向ける機会となりました。
AGバイブルアカデミーが全国諸教会で用いられることを期待し感謝しています。
最新のニュースレターNo.7(2026年7月号)が掲載中です!



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