内なる声に促されて

　ここ数年、父のガンの介護や自分自身の手術のため、キャンプに参加できていませんでした。今年も仕事が忙しかったのですが、「絶対にキャンプに参加したい」と思って祈っていました。思いが適えられてキャンプに参加できました。兄弟姉妹と久しぶりに近況報告なども出来て多くの慰めをもらいました。最

　後の集会の時に「古い自分を捨て、イエス様に接ぎ木される」というお話を聞いて、やっと「これは自分自身に必要である」と認めることができました。私にはどうしても愛することができず、許すことのできない人が幾人かいました。お祈りする中で声が聞こえました。「仕えなさい。あなたは会社でたくさんの人に仕えてきたのに、その人たちには仕えないですか？」と。前に進み出て、「私の心の内を全く変えてください」と祈りました。「愛することのできない私をどうぞ赦してください。その人たちの救いを心から願い、祈れるように私を創り変えてください」と祈りました。

　キャンプから帰って後、その人たちに仕える機会がありました。いつもなら不平不満を覚えたり言ったりするのですが、「私はここに仕えに来たのだ」と思って何日か過ごすうちに、その人たちに仕えることが苦ではなくなりました。あんなにいやだ、許せないと思っていた気持ちが薄れていくのが分かりました。主が私のうちにいて私を変えてくださったのです。これからも私の心の内を全く変えてくださるよう、主に期待していこうと思います。主に感謝してお証します。

岩見沢神召キリスト教会　富樫紗由里