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介護・福祉について
福祉について(3)
様々な教会の礼拝に伺う時、障がいを持たれた方々が集われているとなんとなくホッとします。ああ、ここに居場所があるんだ、受け入れられているのだと感じるからかもしれません。 -
介護・福祉について
介護について③
私たちはいろいろな経験や学習をして、知識を得たり、成長してきました ある末期のがん患者さんが、自分の今の状態をこう表現されているのを読みました。 この方は、高学歴で立派な会社に就職し、それなりの功績をつんできたようです。しかし 今の私にそれが何になるのか? 一枚一枚“はがされていく” -
介護・福祉について
福祉について(2)
60代で倒れて、右半身まひが残ってしまったAさん(男性)。もともと無口だったようですが、言語障害もあり、非常に物静かな方でした。利き腕の自由が奪われ、なんでも左手でしなければならない状態に、苛立ちを覚えられることも多かったようです。私たちのデイサービスに通うようになり、なんでも好きなことをすることができる環境の中で、すこしずつやりたいことを見つけるようになっていきました。 -
介護・福祉について
介護について②
私の勤めているベテルホーム、オリーブホームには、たくさんの認知症の方がいらっしゃいます。重度の方、軽度の方、また現れる症状も、おひとり一人違います。でも言える事は、この方々は、病気なのです。その言動によって、差別的な扱いを受けてしまいますが、他の病気の人や障がい者と同じように病気と闘っている人なのです。 私は看護師や介護職ではありませんので、専門的な事は書けませんが、日々教えられている事、時に失敗したなあと感じたことを、お話したいと思います。 -
介護・福祉について
福祉について(1)
県庁の福祉課に務めていた父が、ある日、家を出て私の両親は離婚に至ります。その後父は県庁を辞めて、自分の想いを形にした施設建設を志します。「お前が継ぐのであれば始めようと思う」と言われたのが高校2年生の時でした。 1989年、高校を卒業して夜間大学に入りながら福祉の仕事を始めました。最初の一年は知的障がい者通所更生施設で研修期間を過ごし、2年目からは神奈川県秦野市において療護施設をスタートさせました。 -
介護・福祉について
介護について①
高齢者が増えたこのご時世、介護と言ったら高齢者をイメージしてしまいますが、高齢者に限りません。辞書を引いてみると 『障害者の生活支援をすること。または、高齢者・病人などを介抱し世話をすること』 つまり介護を受ける人は、高齢者に限られるのではなく、何らかの障がいのある人、病気を持っている人など、私たちの周りには、介護されるべき人は、たくさんおられる、という事です。
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