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「発達障害について」
「発達障害について」(6)
この連載に合わせるように(?)、発達障害を正面から取り扱ったテレビドラマが放映されている。 -
「発達障害について」
「発達障害について」(5)
今日は、いわゆる「ひきこもり」と発達障害の関係について述べようと思う。 -
「発達障害について」
「発達障害について」(4)
発達障害のグレーゾーンについて説明する前に、グレーゾーンではない、つまり「黒(あまり良い響きではないが…)」すなわち発達障害であるという診断がどのようにして下されるのかを説明しておこう。 -
「発達障害について」
「発達障害について」(3)
前回、発達障害の特徴について述べたが、主にネガティブな側面ばかりになってしまったことを反省している。初回のコラムでも少し触れたが、そもそも発達障害とはその人に与えられた個性であって、それを「障害」呼ばわりしているのは社会の方である。 -
「発達障害について」
「発達障害について」(2)
そもそも発達障害とは何なのか。発達障害者支援法には、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの(2条1項)」、とある。 -
「発達障害について」
「発達障害について」(1)
ペトロはAD/HDだ。発達障害に詳しい人が新約聖書を読めば、ほぼ全員がそう思うだろう。AD/HDとは、発達障害の一種である注意欠陥多動症のことである。AD/HDは、その名前の通り、注意欠陥(不注意・注意散漫)、多動(落ち着きがない)、そして衝動性という特徴を持っている。ペトロの場合、特に3番目の特徴が顕著である。 -
「日本語になった聖書の言葉」
「日本語になった聖書の言葉」⑫ 最終回
1873年、キリスト教禁止の高札が撤廃され、再びこの国での宣教が始まりました。来年で150年が経とうとしていますが、残念ながらクリスチャン人口は1%の壁を越えることなく、最近は高齢化と共に減少傾向にあることは残念でなりません。 -
「日本語になった聖書の言葉」
「日本語になった聖書の言葉」⑪
今日の言葉は、日本人にとって最も馴染みのある聖書の言葉かもしれません。「汝」なんて言葉はとっくの昔に使われなくなりましたが、この言葉を引用する時、私たちは間違いなく「あなたの敵」とは言わず、「汝の敵」と言うのですから不思議です。それぐらい、この言葉は当時の日本人にとって-そして今でも-、強烈なインパクトを与えたのです。 -
「日本語になった聖書の言葉」
「日本語になった聖書の言葉」⑩
この国で市民権を得た聖書の言葉の多くは、日本人にとって意外な内容であったことがその主な理由ですが、意外ではない、つまり、もともと日本人にも馴染みのある内容だけれど、表現の意外性で日本語になった言葉があります。それが「豚に真珠」です。 -
「日本語になった聖書の言葉」
「日本語になった聖書の言葉」⑨
聖書の言葉と同様、賛美歌も日本の文化に強い影響を与えたと言われています。特に、明治から大正時代に生まれたいわゆる「唱歌」は、賛美歌があったからこそ生まれた音楽だったとこの分野のオーソリティである安田寛氏は述べています。中でも最も有名なのは「シャボン玉飛んだ」だろうと思います。
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