2021年9月– date –
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神学の教養(6)
人類の意識に神という観念がどう現れたかと言えば、まず有限性を超えたものとして現れました。人間が自分自身の有限性(病む、痛む、死ぬ、誤る、失敗する)を自覚すると、有限性を超えた領域に神を求めました。つまり神は「超有限」であると。有限者が超有限なものを意識するとき宗教的意識が始まります。 -
★『Rightous way~詩篇23:3』by 種村 龍 -2021.9 今月のワーシップソング②♪
-2021/9/20up- ♪ 作者より 藤沢オリーブチャペルの伝道師である矢部先生に自分の人生のテーマである、詩篇23:3 「主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる」を背景に賛美を作って欲しいというお話をいただき、思いを巡らせながら与えられた曲です。 -
聖霊の炎を掲げて⑥
韓国アッセンブリー教団の前身である朝鮮五旬節教団の礎を築いたのは五人の外国人婦人宣教師と三人の朝鮮人伝道師だったと言われます。…このうちのメアリー・ラムゼイ、朴聖山、裵富根の三人は朝鮮で活動する前に日本で活動していました。このコラムではこの三人を取り上げます。 -
「日本語になった聖書の言葉」⑥
今まで分からなかったことが急に理解できるようになったとき、「目から鱗」、あるいは「目から鱗が落ちた」と思わず言ってしまいますが、この言葉が聖書に由来していることを知っている人は多くありません。実は私の教会でこの話をしたとき、「それは知りませんでした。目から鱗です!」と、若干間違った使い方をしつつも、はじめて聞いたリアクションをした人がおられました。もちろんご存じの方もおられることでしょうが、今日はこの言葉のルーツについてお話ししましょう。 -
★『主の教会よ』by 池原仰一 -2021.9 今月のワーシップソング①♪
-2021/9/6up- ♪ 作者より この賛美が与えられたのは、2018年でした。教会の中で祈っているときに、『大いなる神に大いなることを期待せよ』という主からの語りかけと、主ご自身の御体なる教会に対する愛と情熱が心に迫ってました。その思いと共に、エペソ1章21~23節にある御言葉を基にした賛美を作りたいと思わされて歌詞を書き、メロディをつけてみました。 -
信仰エッセイ「聖書の息遣い」⑥
「死んでもいいわ。」愛の告白としては、少なからずどきっとさせる一言です。これは二葉亭四迷が、イワン・ツルゲーネフ(1818-1883)の作品『アーシャ(片恋)』に出てくるヒロインの告白、“I love you”をロシヤ語から訳出した表現です。名訳の一つにリストされ、直訳だと明治時代の読者には、はしたなく聞こえるのではないかと、相当苦労して考え抜いた上での訳文だと言われてきました。
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