Acts 2 Journeyに参加して
Acts 2 Journeyに参加して

桶狭間キリスト教会
平松 厳

Acts 2 Journey(A2J)は、
牧師と信徒がチームとなって共に聖霊に励まされ、
健全な教会形成を学び、実践していく
⽶国AGの教会形成の⼀つのテンプレートです。
桶狭間キリスト教会は、第2期のActs2Journey(以下、A2J)に参加する機会をいただきました。多くの学びが与えられたこと、またその背後で多くの準備をしてくださった方々に、心より感謝いたします。
私たちはA2Jを通して多くの良いものを受け取りましたが、その中でも特に三つの点を挙げたいと思います。

① チームでの参加
A2Jに参加して特によかったと感じることの一つは、チームで協力しながら取り組めたことです。全4回のリトリートに出席し、毎回の課題に取り組むための時間を確保することは、決して簡単ではなかったと思います。しかし、一緒に学び、一緒に考えることができたことには、とても大きな意味がありました。

牧師だけの視点では見えていなかった現状や、気づいていなかった課題を知ることもできました。また、現状を知る上でも、ビジョンを掲げる上でも、複数のメンバーで話し合うことを通して、教会全体で共有していくための土台が築かれていくことを感じました。

② ビジョンを意識する
A2J以前から、私たちはビジョンについて学びつつありました。そのため、ビジョンの大切さや、ビジョンが果たす役割については、比較的理解していたつもりでした。
過去に、「神の目から見た教会のあるべき姿やその働き」について話し合った際にも、教会員の反応や、目に見えて教会の雰囲気が良くなっていくことを通して、体験的にもその重要性を感じていました。

しかし、どのようにビジョンを組み立てるのか、またどのようにビジョンを教会の中に浸透させていくのかについては、手探りの部分も多くありました。

A2Jのリトリートで学ぶ中で、私たちが漠然と感じていたことや、意識しないまま繰り返していたことが、教会の価値観に影響を与えていることを教えられました。また、ビジョンを改めて理解し、明確な言葉と具体的な行動がビジョンと一体となることの大切さを学びました。

③ 具体的なプロセス
メインテキストの一つである、アルトン・ギャリソン師の『御霊の力を受けた教会』は、聖霊に満たされて教会を導くことの大切さとともに、そのための計画やプロセスの必要性を示してくれる書物でした。
プロセスの骨子となる部分と、それを説明する具体的なストーリーが盛り込まれており、とても読みやすく、なぜそれが大切なのかをよく理解することができました。

全4回のリトリートにおいても、私たちが通るべきプロセスについて繰り返し説明がありました。簡単なことばかりではありませんでしたが、それでもチームと一緒に取り組むことができたことには、大きな意味がありました。

多くの良いものを受け取った一方で、課題も感じました。情報量の多さに圧倒される中で、「すべてをよく理解するまで前に進めない」と考えてしまうことが、時に歩みを遅らせる要因になっていたように思います。
「わかるところから始めよう」「取り組みながら考えよう」という、実践に直結する姿勢を大切にしなければ、話し合いの回数だけが増えてしまいます。そのためにも、チームの一人ひとりがビジョンや価値観に対する熱量を持ち、それを教会内で分かち合い、リードしていくことが大切なのだと感じました。

A2Jを通して
桶狭間キリスト教会では、すでに教会のビジョンとさまざまな計画を分かち合う日曜日を持ち、模索しながらも一歩を踏み出し始めています。
会堂建築と兼牧という課題も併せて抱えているため、思うように進められていない現実もあります。しかし、その中でもいくつかの新しい活動が始まりました。たとえば、教会員の関係するグループホームをクリスマスに訪問し、入居者の方々を前にイエス様の降誕物語をお話しする機会が与えられました。また、子どもたち、すなわち次世代のためのスモールグループも始まりました。これらの歩みには、A2Jチームで話し合ってきたことが反映されています。


A2Jを通して、思わぬ副産物もありました。2026年4月から、桶狭間キリスト教会と天塚キリスト教会の兼牧が始まりましたが、この二つの教会は、同じ時期にA2Jを受講した研修同期でもありました。

机を並べて一緒に学び、お互いの発表を聞く機会もありました。天塚キリスト教会の具体的なプランは桶狭間キリスト教会のものとは異なりますが、A2Jで骨子として学んだプロセスには共通する部分があります。そのため、最初からすべてを練り直すのではなく、チームメンバーを中心としてプランを継承しつつ、歩みを進めることができています。

最後に、このような素晴らしいA2Jプロジェクトを日本AGで実施できるように尽力してくださった方々、特にファシリテーターのダン先生、通訳の木崎先生、A2J推進プロジェクト委員の皆様に、心から感謝いたします。
そして、私たちのすべてのプロセスに伴い、導いてくださる主に栄光がありますように。

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